夏の夕暮れ 突然の雨
じっと見ている あの子は誰

曇り空隙間現れたの 
心の中はいつも砂混じり
月の夜 猫と君のとなりで
初めて覚えたハッカの香り

二人の夢を乗せ ケムリは大空へと何処までも
鉛色の空が虹色に染まるまで 続いてく

水溜り下を向いていても 
涙と雨で全てが見えないし
そんな時 貴方が教えてくれた
七つの海と七つの世界を

平凡な夜に空から夕日が舞い降りて

赤に染まる

貴方の嘘 変わらないの 
嘘に飲み込まれる おぼれそう

でもかまわないの空はやがて
西から上るから 
真上の空は静かにそっと
二人を包み込む 
明日はきっと太陽が 頭の上に上るの
雨の日ばかりつづかないって
言った貴方の真上で

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